デリバティブ 概要
現代は、様々な金融商品が溢れており、それにより世界の経済が動いている側面があります。それら金融商品には、主だった所で「株式」「債権」「預貯金」「ローン」「外国為替」等がありますが、どの商品もメリットとそれに対するデメリットがあり、そのデメリット部分を特に「リスク」と呼び、これを如何にコントロールするかで収益の高低が決まってきます。そのリスクを低下させたり、逆に高いリスクを覚悟で収益性をアップさせる手法として、「デリバティブ」と呼ばれる手法が考案されました。
ここでは、その「デリバティブ」の概要について触れてみましょう。
さて、デリバティブには大変多くの手法・種類が存在しますが、その基本的な図式は共通しています。まず、デリバティブには必ず、その元となる金融商品が存在します。その金融商品について、「先物取引」と呼ばれる「将来売買を行う事を、予め約束する」取引形式や、「オプション取引」と呼ばれる「将来売買する権利を、予め売買する」取引等があり、これらを基本として様々なデリバティブ手法が組み立てられています。具体例を挙げると「A社の株式を、予め買う約束を取り交わす」のが「先物取引」で、「A社の株式を購入する【権利】を、予め買っておく」のが「オプション取引」となります。
このようにデリバティブは、一つの金融商品のリスクを回避したり、ハイリスク・ハイリターンにする為の手法です。金融商品には様々な要望が、大変多くの人から寄せられる為、このように予め保険を打っておく様な取引や、一発逆転を狙う様な手法を状況により使い分け、幅広く活用されています。